本日、横浜市中区の借地権の決済を行いました。
本件は借地人さんと地主さんの仲があまり良くなく譲渡承諾を頂けない案件でした。内容は昭和36年から約62年借りてきた借地の家（以下、「実家」と言います）の売却のご相談でした。相談者は次男・長女の2名 令和4年2月に実家に住んでいた長男家族の長男74歳が亡くなり、子供さんはすでに独立して実家を出ており、亡くなられた長男の奥様がホームに入ることになり、誰も住まなくなったこの機会に売却しようとなったわけです。結果的には借地非訟で地主さんと合意して無事、借地権売却となりました。当初ご相談を頂いてから約1年8ヶ月掛かりました。いつも思う事ですが、借地人さんと地主さんはやはり立場違うのでどうしても考え方も違ってしまう訳であり、これはどうしようもないことだとは思います。しかし、様々な対応をすることで改善することができるのも事実です。今後、会社も個人としても更なる勉強をしていきたいと思います。
